ACTIVITY事業活動
地雷除去ロボット(DMR)の開発・配備と
地雷除去後の土地有効活用
現在、地球上には7,000万個から1億個の地雷が残され、毎年6,000人から8,000人の人が地雷により受傷しています。※1また、手作業による地雷除去活動では、全ての地雷除去完了までに1,000年以上かかると言われています。
弊社が第三者割当増資を引き受けたIOS株式会社は、ロボットの研究・開発を行う企業で、2017年以降CMAC※2と連携してDMRの共同開発に取り組む企業です。2023年度にカンボジア国内にDMRの配備を完了する計画を進めており、地雷除去後の安全化された土地の有効活用事業(農業用地としての開発や、事業用地としての日本企業の誘致)を目指すなど、途上国における人々の安全な生活の確保、地雷除去後の有効な土地活用等を通じて、人々の生活水準の向上を目指しています。
※1 出典)Landmine monitor 2015-2019
※2 CMACの詳細はこちら
第三者割当増資引受
カンボジアへの地雷除去ロボット(DMR=Demining Robot)の開発・配備計画を、
日本政府が支援するカンボジアの政府機関CMAC(Cambodian MineAction Centre)
とともに進める、IOS株式会社の実施する第三者割当増資を引き受けました。
地雷除去作業は
「除草」「探査」「掘削・同定」「爆破」
の4ステップで行われます。
IOS株式会社は、カンボジアへのDMR配備の実現に向け試作を重ね、
最も危険を伴う第3ステップ「掘削・同定」作業のロボット化を進めています。
2017年9月 地雷原
2020年2月
フィールドテストDMR-32020年10月
DMR-4 国内試験2021年4月 DMR-4 コロナ禍による現地試験待ち機材